闘病日記

2012年7月〜9月

<7月>
レース用自転車を鳥取へ送る。チャリダー時代の記憶から、概ね一万円前後で送れるという感覚だったので、何も考えずにヤマトさんへ行ったらエライ高かった。サイクリング協会なるものに入会していれば5000円程度で送れるのだが、一般だと沖縄→鳥取で片道3万円以上!往復したら6万円!!・・・あの、ヤマトさん、かつての愛車・リタノフが新車で買えてしまう値段なんすけど・・・?ってことで他を当ってみると、西濃さんがイイ!しかもトライアスロンを中心としたサイクルイベント向けのサービスもあるやんけ!何も悩むことなく、即決。結局、今回はそのサービスは使えなかったようだが、それでもやはり1万円程度で送れた。助かります、西濃さん。


7/15(日)全日本トライアスロン皆生大会へ出場のため、鳥取県・米子市を訪れる。ついでに今まで行ったことのない鳥取・島根の、いわゆる山陰地方を観光旅行(チャリじゃなくて電車ね、残念ながら)。7/12〜7/18まで、夏期休暇と3連休を組み合わせて1週間の一人旅となりました。また一つ、強烈に熱い夏の思い出ができました(詳細→皆生トライアスロン・ついでに山陰地方の旅)。


<写真1>トライアスロンの記念碑。皆生大会は日本で最初のトライアスロン大会。我々トライアスリートにとっては聖地です。

<写真2>スイムの中止・拷問的なバイクコース・灼熱のラン・・・幾多の困難はありましたが、無事完走。

大会&旅行から帰って職場復帰したら史上稀に見るヒマっぷり。ヒマ過ぎて拷問的。大会前はシニ忙しくて思うように練習できなかったってのに。何だよコレ。いつもこんなんやな、俺。


<8月>
NAHAマラソン申し込み。今年は受け付け開始から24時間で定員に達して締め切ったらしい。年々締め切り早くなってますな。俺はというと、ネットで申し込みして代金払う前に「締め切り」の情報聞いたもんだから焦った。が、無事支払いは受付られた。皆生終わってすっかり気が抜けてるが、IZENA88&NAHAに向けて長い距離走らないと。
しかしまぁ走る人が全国的に増えているってのは良いことだ。日課としてマラソンやるってのは、身体だけでなく心まで健康で美しくなるからね。平凡な毎日が充実の日々に変わる。もちろん「毎日」とは言っても週7日間やるわけではない。休みの日=何もしない日もある。が、日々トレーニングしている状態だと、何もしない日が意味を持ってくる。言い換えると「意図的に何もしない」という状態になる。だから無駄に過ごして終わる日は一日もない。マラソンやることのデメリットと言えば洗濯物が激増するのと、仕事中眠くなること、飯の量が増えることくらいでしょうか。で、これがトライアスロンになると、他の遊びをしてる時間がほとんどなくなってしまう、という点が加わる(充実度が上がる反面、やりたいことが多すぎて時間の無さがストレスにもなりかねない)。


テレビではロンドンオリンピック真っ最中。今までは競泳と陸上くらいしか見なかったけど、今回は他の競技も含めいつになく楽しむことができた。そして俺がトライアスロンに本格的にハマってから初めてのオリンピック。ハマったのは2008年の11月からなので、北京のときは日本代表選手なんて一人も名前知らなかった。ってことでかな〜り楽しみにしていたのだが。見てみたところ・・・期待してたほど楽しくなかった(笑)これは、日本代表選手が上位争いできなかったから、とか悪口言っているのではないんです。トライアスリートの凄さは3つの種目を連続して、且つ全て高いレベルでこなすところにあるのだが、それぞれの種目のパフォーマンスはやはりそれぞれの競技の専門選手には劣る。だからスイムだったら競泳を、マラソンだったら陸上を見たほうが全然迫力がある。オリンピックってことで、競泳とかも先に見てしまってるので、やはり見劣りしてしまう。RUN以外の最初の2種目は余力を残した状態で終えるわけだし。自分でやる分には単品より3つ連続のほうが面白いんだけどね。トライアスロン見るんだったら、むしろその辺でやってる市民レースのほうが面白いんじゃないかと思った。たとえ知人が出ていなくともね。オリンピックレベルの選手の走りは俺ら凡人にはとてもマネできないほどすごいのはもちろんなのだが、それよりかは、たとえ速くはなくとも果敢に挑戦する選手の姿に感動を覚える。トライアスロンのそもそもの目的はそこにあるわけだし。トップレベルの大会より、市民レベルの大会のほうが見ていて楽しめるスポーツってのもあまりないのでは。


引越ししてから初めて定期通院。病院も浦添近辺に移ることに。で、新しい先生に病気の発症から今に至るまでの経緯を話したりしたのだが。決まって言われるのは「これだけキレイに完治するのは幸運」とのこと。何度も繰り返し言われるほどに、本当に幸運だったのだと感じる。まぁヨカッタ。
・・・とか言いながら、今年もまた健康診断で引っ掛かって大腸の検査受けた。結局去年と同じく何も異常はなかったのだが。まぁ自主的に検査受けるってのも不可能に近いから、こうやって半ば強制的に受ける機会ができるのはbetterではあるか。癌などの大きな病気が発生していても早めに気づく可能性が高くなるわけだし。でもあの検査はなかなか気持ちのよいものではないなぁ。前日からの絶食も苦痛だし。


8/18、19は粟国島へ1泊ツアー。ぜ〜んぜん予定してなかったのだが、この週に入ってからお蝶の思いつきで急遽行くことになりました。粟国島を訪れたのは6年ぶり。沖縄へ来て素潜りにハマり始めた頃に、サークル仲間だったレイジ氏とキャンプ&素潜りツアーやって以来。今回も目的は海オンリーだったので、素潜り以外のことは全然やってない。観光的なことと言えば筆ん崎へ行ったことくらいか・・・。1日目、真っ先に向ったポイントは、前回来て大好きになった北側のポイント。今回は干潮の塩止まりだったためか透明度は劣ったが、やはりハイレベルポイント!周囲に人の姿も人工物も皆無(石垣あるけど)だし、久々に満足行くダイブになりました。で、休む間もなく2本目。ウーグ浜の少し右寄りのビーチから入る。6年前は文字通り珊瑚の墓場だったが、見事に復活の兆しがありました。前回と全然印象が違った。カメさんも普通にいたし。


<写真1>粟国島、北側のポイント。マイベストポイントランキングで間違いなく5指に入ります。

<写真2>クレパスもたくさんあるので、生物の密度も高い。こんなとこ捕りに入る人もほとんどいないだろうしね。


<写真3>筆ん崎へ。展望台は取り壊されていました(無いほうが断然良い)。あと近くにゴルフ場ができていた

<写真4>港方面を望む。宿の夕食の時間の関係で、日没までは見られなかったが、ここからならさぞキレイに見えることだろう。

夕飯終わって、星を見るために少し集落から離れた場所まで歩こうと思ったのだが、宿の目の前の港で十分過ぎるくらい見えることがわかった。こんな星空も久々。流れ星は少なかったが、1個メチャクチャ大きくて尾を引いたやつがあった。こうやって星空を眺めながら「宇宙の端っこはどうなってるんだ?」とか「宇宙の端っこの、更にその外側はどうなってるんだ?」とか「宇宙はいつからあるのか?」とか「宇宙が誕生する前はどうなってたんだ?」とか「そもそもこの世って一体何なんだ?」などと想いを馳せていると、日常のゴタゴタなんて実にちっぽけでどーでも良いような気分になります。些細なことでイラついたり争ったりとかバカじゃなかろうか、と。まぁ日常に戻ると、そんな気持ちも失せて相変わらず・・・なんだけどね。

2日目はダイビングショップに頼み込んで、ボートダイブに便乗させていただく。目的はもちろん筆ん崎・ギンガメトルネード!・・・だったんだけど、ポイントに到着したら「流れが強い」とのことで、残念ながら場所移動。ボートの上から見た海中は恐ろしく綺麗だっただけに、残念無念。で、向った先は俺たちが前日2本目に潜った場所の沖。せっかく金払ってボート乗ったのに(泣)でもやはりビーチエントリーのときよりは沖まででられたし、最後にナポレオンフィッシュも見ることができた。6年前もコイツを見ることを一つの目的として来ていたので、今回また見られたことに感激もひとしおです。那覇から簡単に来られる島だし、次こそは筆ん崎で潜りたいっす。


<写真5>同乗したダイバーたちが潜ってる上から、泡へ向ってダイブ。見た目はとっても綺麗だけどよくよく考えると・・・(汗)

<写真6>最後の最後で現れてくれた、ナポレオンフィッシュ。俺の中では、粟国島と言えばコイツです。


<9月>
LSDで北前ローソン往復したとき、宜野湾コンベンションセンター前が何やら人が多いなと思ったら、オスプレイ配備反対の県民大会の日だった。この問題、分からんことが多くて俺は反対とも賛成とも言えないが、これ、他の機体じゃダメなの?何の目的で配備するのか知らんけど、その目的は他の機体にはない、オスプレイ特有の能力を使わないと達成できない目的なの?何かその辺の根本的なところが何も説明されずに、「反対だ!」「いや必要だ!」って騒いでるだけのイメージ(まぁ配備の目的とかオスプレイの能力くらい自分でググって調べろって話だろうけど、一番大事なとこをテレビとかで全然言わないんよね)。その結果、どうしても必要な根拠があるなら、日本人の誰かが負担を強いられなければならない(税金と同じ)。
それでもまぁ反対派が反対する理由はわかる。「墜落の可能性が他の機体より高い=市民に死者が出る可能性が高いから」。命よりも優先されるものはないハズ(ですよね?)なので、これ一つで反対する理由として成立する。死者が出れば防衛もクソもないわけだし。逆に配備する側は「オスプレイを使用する以外には、目的を達成する可能性がゼロである」ことを科学的に証明する義務があると思うんだけど。他の考え得る全ての手段が全て否定されることが大前提だと思うんだけど。にもかかわらずアメリカ側の発表は「機体に欠陥が無いことが確認された」。何だよこの投げヤリな発表はwww原因が何なのかは知らんが墜落の頻度が他の機体より高い(どの程度高いのかは知らんけど)のは動かしがたい事実なので、今のまま何もアクションを起さずに「問題ないから配備する」という論法は成り立たたんでしょ。発表では「墜落の原因は機体の欠陥ではなく、いずれもパイロットのミス」としているが、じゃあ操縦ミスしやすい機体ってことじゃん。それならちょっとした操縦ミスがあっても墜落しないような制御システムを導入するとか、パイロットの訓練をより厳しくやるとか、何か必要なんじゃないの?素人目に見ても、あの機体は稼動部分が多くて操縦が難しそうだもの。それでも是が非でもこのまま配備しようという姿勢は、「なんだ、結局これも利権がらみか」と思われても止む無しやね。

あと、いいかげんウザくなってきた尖閣諸島の問題。自国の領土であることを科学的に証明するだけの知能を持った人間が政治家・一般国民含め日本にも中国にも一人もいねぇんだから両国で共有化しちまえよ、もう。
「尖閣が我が国固有の領土であることは明らか」
って、だからその科学的・物的な証拠を示さなきゃ平行線のままだろ!中国のことバカ呼ばわりしてるけど、上記のような発言しかできない以上、日本人も中国人と何一つ変わらないってことに何故気づかない。お互いバカなんだから引き分け。責めるならお互い自分のバカさ加減を責めろ。竹島と北方領土も同じ。いつまでゴチャゴチャやってんだ。


そんな世間のゴタゴタとは別世界の話に戻りますが(笑)、気づいたら伊是名まであと1ヶ月余りとなっていた。2年前は暑さでやられたので、まだまだ暑いが頑張ってロング走しておく。例年は7月まではあやはしに向けて短い距離で3種目こなすような練習をし、その後は暑さを言い訳にサボりぎみになって9月頭には走力が落ちてしまって20km走れない状態になってしまってるのだが、今年は真夏にロングの大会(考えてみればとんでもねぇな、オイ)があってそれに向けて春から走ってたので、少しは暑さにも慣れたんだろうか?
皆生大会でゴールした直後は、あまりのキツさに、次の大会に出るのが怖く感じるほどだった(「もう一度皆生に出るのが怖い」という意味ではなく、たとえ距離の短い大会であってもトライアスロンをやること自体が怖くなった、という意味)。それくらいキツかった。が、今ではその皆生すら「今まで出た中でトップクラスに楽しかった」「何年かしたら、もう一度出てみたい」と思えてしまっている。ウソかホントか知らないが「人間の脳には嫌な記憶(辛い体験や、痛かったこと、等)は次第に忘れていく機能が備わっている」という話を聞いたことがある。じゃないと嫌な記憶で押しつぶされてしまうから、と。もしホントなら、マラソンやトライアスロンを続けられるのって、正にこの機能のお陰だよね。走ってるときは「二度とやるかっ!」「さっさと終わってくれ!」ってくらい苦しい。でもゴール後は達成感でいっぱい。で、しばらく経つと前者は忘れ、後者だけが残り、良き思い出となる。「大変だったけど、次もう一度やったらもっと簡単にできてしまうんじゃないか」と錯覚するようになってくる。すると、またやりたくなる。むしろもっともっと大きな達成感を味わうために、もっともっとキツそうな大会に出ようとする。まさにドラッグと一緒!・・・って俺はやったことないけど(笑)
ただ、笑い事ではなく本当にコレは麻薬なんじゃないかと。長い距離走った日は興奮からか脳が覚醒してしまって夜全然眠れないし(すげー疲れているはずなのに)。あと口も酔ったときと同じように饒舌になる。「脳内麻薬」みたいなことがよく言われるが、精神的な意味でなく本当に麻薬的な物質が分泌されているのだろう。それもマラソンやトライアスロンを止められなくなる一つの理由なんじゃないかと思ってしまう。
あと「継続する」という意味では、競技目的よりもダイエット等の健康目的のほうが難しい。競技目的なら目標達成して飽きたらやめちまえばよいが、健康目的でやるなら死ぬまで続けなければ意味がない。競技目的なら「速く・長く走れるようになりたいから走る」、つまり目的と行為が一致しているが、ダイエットでは「痩せるために走る」わけで目的と行為が異なっている。つまりやりたくもないことをやらなければならない。競技目的なら練習でめいっぱい走った日は夕飯やスイーツ(笑)をドカ食いできるが、ダイエット目的だとそれも控えなければならない。同じ「苦しい」でも、「キツイことを敢えて進んでやる苦しさ」のと「やりたいことをやらずに我慢する苦しさ」では後者のほうが断然イヤである。結果、エネルギーが十分補給できない状態で翌日また走らなければならない。競技目的なら練習休むことには「疲れを取る」という大いなるプラスの側面があるが、ダイエットだと単なるサボりにしかならない、つまり休むこと=悪になってしまう。ダイエットのために走るほうが、よっぽど強い意志が必要に思える。逆に、ダイエット目的であっても大会出場を目標に設定してやったほうが全然ラクチンになるハズ。


今年も特定疾患の更新。もう必要ないかもしれないが、この先何があるかわからない。再申請とか面倒なのでちゃんと更新しておく。今回は引越しして病院も変わって、でも次回からまた別の病院へ転院というカタチだったので非常にややこしかった。まぁ面倒な思いをしたのは保健所の職員さんのほうで俺ではないか。本当は住所変更して2週間以内に届け出しないとダメなんだけど、半年経ってしまってた(汗)前回引越ししたときはそれで軽く怒られたけど、今回は何も言わずやってくれました。


今年は台風の当たり年。しかも週末直撃が3回目。9月最後の週末も台風17号が見事に当たりました。しかも「史上最大クラス」と言われていた前回よりも明らかに凄かったし(家の前のサンエーの駐輪所の屋根が早々に飛んでしまってた)。ちなみにこの週末は「琉球ダイナミックライド」というサイクルイベントがあったのだが、距離大幅短縮に変更になったようだ(ツールド宮古島は中止になったとか)。実はこのライドの260kmコースに参加したかったのだが、参加資格に「レース・ファンライド等で160km以上の完走経験」というのがあり、俺は満たしてなかったので泣く泣く応募を諦めていた。大会で走った距離では宮古島トライのバイクパート155kmが今のとこ最長で、僅か5km足りてない(泣)まぁどのみち出てもフルコースは走れなかったということで諦めはついたが。


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