2023年 アストロマンに挑戦!2度目の佐渡島へ


初ロングとなった宮古島、その次の皆生と完走してから、何となく思い描いていた目標が「国内ロング4大会」の完走。ずっと止まっていた目標が再び動き出したのは2020年。コロナで2年間足止めを食ったが、残り2大会、佐渡島と長崎五島の完走へ、再挑戦が始まりました。
年齢も"大台"が迫り、時間は立ち止まってはくれない。佐渡と長崎、いずれが先か迷ったが、キツそうなほうから片づけたほうがよいと判断、先ずはラスボス的な佐渡へ申し込みしました。

しかし2019年のウルトラ後に発症した故障が未だ治らず。むしろ今年1月に大きく再発させてしまう。スイム・バイクは何とか練習できるが、一番力を入れたいランがほとんど走れないという状況。大きな不安を抱えながら練習を続ける。そのうち回復するだろうと踏んでいた故障は、大会一ヶ月前に再度悪化させることとなり、ラン練習はゼロと言ってよい状態。大会当日まで不安は拭えることはなかった。

そんなわけで今回は時間めいっぱい使って「楽しんで完走」を目標とする。まだトライアスロン始めていなかった2004年、チャリダー旅行で訪れて以来、19年ぶり・2度目の佐渡島を旅してきました。


<8月31日>1日目

仕事終えて新潟へ

休暇は9/1〜9/5の5日間しか取ってないのだが、移動が長いので、進めるだけ進んでおく。仕事を午前で切り上げ、夕方の飛行機で八丈島 → 羽田へ。東京駅からの19時台の新幹線には間に合わないので、先に羽田で夕食マック。カロリー溜め込んでおく予定だったのに、いつのまにかセットのポテトがなくなってて面食らった。20時台の上越新幹線で東京 → 新潟へ。東京駅の新幹線ホームでは輪行者の姿がチラホラ。行先は同じですかな。
もろもろ疲れもあって、車内では眠くなってくる。どうせ夜で景色も見えないし、早く着いてくれ。2時間ちょい、ようやくJR新潟駅へ到着。一刻も早くホテルにつきたいので駅員に方向を聞く。駅前ローソンで買い出しして、ホテルグローバルビューへ。明日からに備え、ソッコーで寝入る。


<9月1日>2日目

佐渡島へ&島祭りパーティー

佐渡島行きのフェリーは9時台。ってことで早目に動き始める。フェリー乗り場までは3kmくらいかな?タクシーで行くつもりだったけど、当然バスあるやろ。ホテルの目の前がバスターミナルってことで、探すまでもなくデカデカと「佐渡汽船」の看板が見つかった。よかった、楽々行けた。
ターミナル着。トライアスロン歓迎の看板などもあり、いよいよって感じである。俺はチャリ送ったけど、輪行もけっこう多いのね。待ってる間、他の参加者とお話・・・やはり内容はディープになる(笑)無事開催されるのか、ランが短縮とかになるのか。今更中止はないにしても・・・。
あと朝がコンビニ飯だったのと、乗船2時間でハラヘリそうなので、ここでも軽く食べておく。
乗船、出航である。チャリダーで来たときは直江津港から乗ってココへ戻ってきた。カモメが大量に。日差しが出て暑くなってきた。8月後半は新潟が全国一の暑さと連日言われてたからな・・・大会、過酷になりそうである。カモメに飽きてきたので甲板のベンチで横になる。日陰だと風が気持ちよくて少しウトウトしていた。


<写真1>新潟・佐渡汽船乗り場。いよいよ目的地へ。

<写真2>フェリー甲板から。かっぱえびせんあげてる客がいて、やめられない止まらないカモメたち。

<写真3>寝てたので、気づいたらもう目の前だった。佐渡島、両津港へ。

<写真4>両津フェリーターミナル。19年前と場所は同じだが、建物は新しくなっていたようだ。

気づくと、まもなく佐渡島。もう目の前に見えている。19年振りである。バイクはこの島を1周、190km・・・うん、デカい島だな(汗)

本日から3泊お世話になるのは両津地区の「ホテル志い屋」。フェリー乗り場から2km程度、徒歩で向かう。到着したらまさかの「呼んでも誰も出てこない系」。ま、チェックインは15:00からなので当然か。
この日は午後から受付、そのまま夕方からの島まつりパーティーへ参加。チャリも無事到着していてホッ。とりあえずチャリをくみ上げておく。ディレーラは直前でケーブル変えてから快調、ブレーキ調整だけで完了。
受付&島祭りパーティーへ。歩いて両津フェリーターミナルへ。アストロマンバスでアミューズメント佐渡へ。こちらは以前のイメージからは想像できないほど発展している。聞けば以前メインだった両津地区は寂れる一方、単にフェリーが到着するってだけの場所になってしまい、今はこちらの地区がメインになりつつあると。
受付。ブースを覗く。「塩ジェル」とKODAを追加。塩ジェルが助けになることに。これは今後も使いたいところ。


<写真5>受付会場となるアミューズメント佐渡。ブースが多数。

<写真6>大会2日前、島祭りパーティーへ。

終わったら島祭りパーティー会場へ。場所わからなかったがみんなが歩いていく方向にテキトーに付いて行って体育館へ到着。一番後列のテーブルで、なんとなくお一人様が集まってるっぽいとこに入れさせてもらう。佐渡はロングのAタイプだけでなく、ミドルBタイプとリレーRタイプ、更にはチャンピオンシップに、ジュニア大会(今回は中止になったが)もあるので、参加者は最大2,000人近くなる。ってことでパーティーもかなりの大人数。昨年はコロナ中の開催でパーティー無しだったようで、今年参加できたのは幸運だった。島の太鼓演舞に続き、2018年からゲスト選手として参加されている元競泳・松田丈志さんが登場し、乾杯!
俺は迷わずビールを取ったがマイカー or レンタカーで会場まで来てる人も多く、お茶を手にする人も。飲み食いしながら、同じテーブルの皆様といろいろお話ししました。とてもひょうきんな岡山の方、60代のアニキ、0歳児連れて東京から夫婦で来島した方、最近八丈島を訪れ「1日ヒマな日があったので」という理由で島1周ジョギングで走ったという方、11時間切りが目標の方(速っ!!)。皆、それぞれの環境で、それぞれのモチベーションで、この場所を目指してきたんやな。極めつけは、北海道から参加の70代の大ベテランのお方。佐渡は4回目、宮古島も完走しておられるとのことで、それだけでも驚きなのだが、徐々に熱が入り、
「トライアスロンはロング以外あり得ない。マラソンもフル以外はマラソンじゃない、ハーフマラソンなんて邪道だ」
との持論を展開。普段の練習はというと、夜間に熊が出没するかもしれない公園でジョギング(!)冬期は当然雪深いわけだが、雪上でも走れる極太タイヤの自転車(!)を漕いでトレーニングしているとのこと。自分の甘さを痛感させられる。70歳にもなると練習サボらずしっかりやっても完走できないときはできない、とのことだが・・・俺は今から年齢を重ね、そのような状況を迎えたとき、はたしてこの方のようなモチベーションを維持していられるだろうか。

そしてお約束のジャンケン大会。何回目かの賞品で最後の6名に残り、ステージ前まで招集される。賞品は松田丈志さんのサイン入り非売品手ぬぐい、5名限定。6名の中から1人だけハズレが・・・という状態だったが、松田さんのご厚意でもう一枚サインを書いてくださり、無事6名全員当選!ってことで壇上に上がる。ご本人から一人一人手渡し&握手もしてもらえました。現役時代はファンだったのでコレは大感激。フェルプスとの対決はシビレましたね〜。・・・って、これで大会中の運を使い果たしてなきゃいいけど。

それからほどなくしてお開き。ホテルまではアストロマンバスで戻る。同じホテルでバス利用者はもう一人だけだったみたい。マイカーで島まで来てる人も多いのね。ホテルは外観は年季が入ってるが、客室はリホームした直後とかで新築の匂いが。俺は二人部屋を一人使用だったのね、値段の高さ納得。


<9月2日>3日目

お礼参り&チャリ預託

この日は午後から会場へ赴きバイク預託。なので午前中はのんびり。最寄りのローソンで買い物しておく。アストロマンバスは昼なので、少し早めに両津港へ行って昼飯食べるつもりだったのだが、なんと10時過ぎから土砂降りの雨が。。。マジかよ。まぁ多少なりとも暑さを和らげてはくれるだろうけど。
そんなわけで雨あがるの待って出発したので、昼飯の時間はナシ。両津港でホイールだけバラして輪行袋(似非だけど・・・)に入れてバス乗車。 昨日と同じ受付会場のアミューズメント佐渡に到着、再度組バイクみ立て。この後、会場となる佐和田海水浴場へ向かい、トランジションエリアへバイクを預託するのだが、その前にまずは昼飯を。既に13:30。近くの手頃そうな食堂へ入ったが20分待ちとのこと。受付済ませた選手がこぞって入って来るようだ。結局40分くらい待たされ、飯にありつけたのは14:30頃。で、想定外のドカ盛り!オイオイ、遅い時間にこの量で大丈夫か?
ちなみに亭主は過去10回くらいAタイプに出たことがあるとか。すげぇなオイ。大会前日は毎年このような混みようで、仕事で疲れてしまうため、最近は出場しなくなったとか。

さて、この日はバイク預託の前にもう一仕事あり。チャリ配送をしていただいた佐渡汽船・佐和田支店へ、送ってもらったチャリで出向く。佐渡はメイン道路が路肩ゼロ・交通量多しで、チャリにとっては走りづらい道が多いのだが、支店へ向かうルートは田んぼの中の新しい道路であり、路肩も歩道も広くて助かった。距離は僅か数km、幸い、担当していただいた社員さんも出勤されており、お会いすることができた。八丈島からのチャリ配送には大きな壁が立ちはだかったが、この社員さんの手厚いフォローにより、支障なく予定をこなせることとなった。何より、事前に電話で何度もやり取りしていた中でいただいた言葉。「お手数掛けて本当に申し訳ない」という俺のセリフに対し、
「いえいえ、ぜひ佐渡島へ来ていただき、完走してもらいたいので」
この言葉は、ラスト一ヶ月の間、折れる寸前だった気持ちを繋ぎとめる大きな一因となった。マジ感謝です。何度もお礼を言って、八丈土産を渡し、退散。来た道を引き返し、途中から海側へ曲がって、会場へ向かう。


<写真5>会場となる佐和田海水浴場。いよいよやってきました。

<写真6>スイムコース。クラゲは多かったが波や潮流は全く無く、非常に泳ぎやすい。クラゲは多かったが。

<写真5>トランジションエリア&フィニッシュエリア。

<写真6>バイクコーススタート方向&ラン周回コース。


佐和田海水浴場到着。ここがスイムコース&トランジションエリアとなる。バイク預託では、入口のスタッフにベルとリアライト(反射板)の取付け確認を受けなければならない。バイクコースは交通規制しないので、道交法に従ったものが必要となる。自分のブースにチャリ、その他セットして、準備完了。ボトルや補給食など残りは当日でOK。
アストロマンバスでホテルへ戻るので、アミューズメント佐渡へ徒歩で戻る。と、直行せずに、少しだけでもランコースの下見をと、ちょい遠回りで「商店街」を歩いて行く。順調に行けば、明日の今頃はここを走っていることになる。

18:00、ホテルへ戻りさっそく夕食。昼飯が遅い時間にドカ盛りだったのに、更に夕飯が豪勢過ぎて(ズワイガニ丸ごと1匹とかwww)オイオイって思ったが、この大会はもはやレースというよりスピード度外視のロングライドなので、炭水化物メインとか余計なことしないで、普段通りの食事で腹いっぱい食べておくのがベストかと。明日はとてつもないエネルギー量を消費することになるんだからね。とある漫画でも、自転車レース前夜にトップ選手がお構いなしにカニ食べてるシーンあったし。
部屋に戻って準備整え、8時前には布団に入った。


<9月3日>4日目

佐渡国際トライアスロン大会 −ASTROMAN−

大会当日。アストロマン挑戦の模様は、別ページへ。

→ 35th 佐渡国際トライアスロン大会



<9月4日>5日目

現実世界へ

眠れない現象でも、自分史上最高値を記録、前日の朝2:30に起床してから一睡もしていない。何度か電気消してベッドに入ったが、お目々はパッチリ。宿での朝食は7:00になった瞬間に向かう。昨晩に比べてだいぶ食べられるようになった。味噌汁は当然おかわり。
本日で佐渡島を発つので、まずは自転車パッキング。ウェアやシューズはとりあえず前日に水洗いしたが乾くはずもなく。ニホヒがありウェない状態だったが、かまわず袋を何重にもしてリュックの奥に詰め込む。デカいリュックがズッシリとおもくなる。10:00ギリギリまで部屋でダラダラさせてもらいチェックアウト。お世話になりました。

両津港まで徒歩で向かう。脚はもちろん筋肉痛にはなっているが、大きく痛めた風はなく、普通に歩けているのが不思議である。っていうかむしろ故障個所が治った?走る前のあの不安はいったい・・・。非常に蒸し暑く、汗がタラタラと垂れ始めたところで、後ろから来た車に声を掛けられる。島祭りパーティーで同席だったアニキでした。レンタカー返して港行くから乗ってけよ、と。助かりました。っていうかメイン通り外れて狭い路地歩いてたのに、ココで会うとはすげぇ偶然。アニキは午前中のジェット船で発つらしいのでそれまでターミナルでおしゃべり。いろいろとお話できました。とりあえず、長崎・五島大会はスバらしいとのことで、最後の目標は固まったかな。あと、
「ロングのレース後はいつも眠れない、昨日2:30に起床してから一睡もしていない」
ってことを話したら
「夜通し走り続けるウルトラトレランとかの資質持ってるんじゃないの?」
と。オイオイ、余計な道に導かないでくれよ、アニキ!(笑)またどこかでの再会を期してお別れ。

さすがに少し睡魔が襲ってきた。お土産はいろいろ買ったらリュックに入らないので、お店から発送してもらう。これは楽チン。それからターミナル内の食堂でお待ちかねのラーメンで軽く昼飯。しょっぱい汁がうんめぇ!

12:40、フェリー乗り込んで・・・出港時に甲板に出て名残を惜しむ余裕もなく、早々に横になる。そしてあっという間に寝落ちてしまった。目が覚めるともう新潟港近く。戻って来たか・・・。周囲の参加者の会話が聞こえてくるが、まぁ男女問わず変態ばかりやわ。

本日は新潟駅前の、行きと同じホテルグローバルビューで一泊。フェリー乗り場からの路線バスは臨時増便されているのか、新潟駅行きだけで3台くらい停まっていた。新潟駅到着、まずはホテルにチェックインし、まだ16時だが早めの夕飯に繰り出す。まだまだ塩汁を欲してるので、トーゼンラーメン屋。胃腸は回復傾向だがまだ痛みもあるので並ラーメンにライスと小餃子のつもりだったが想定外にラーメンがドカ盛り&餃子も想定量の2倍。失敗したかと思ったら、想定外に腹に吸い込まれていく。しかも苦しくない。完全回復したか。ホテル戻って大浴場で極楽、体調も気分も最高潮!・・・チョーシに乗って部屋でパンイチで過ごしてたのがマズかったのか、翌日は一転・・・


<9月5日>6日目

寒い・・・


<写真>東京まで戻ってきた・・・早く家帰って横になりてぇ。

羽田からの飛行機は昼の便なので早めの移動。朝5時過ぎには起床して、前日買っておいたカップラーメンを食べるが・・・全然喉を通らず、残してしまう。う・・・なんかコレ、風邪の前兆?

新潟駅から7時過ぎの新幹線に乗車、この路線を明るい時間に乗るのは初めてだったが、あまり余裕がないのとで景色楽しめず。2時間で東京へ。山手線とモノレールで羽田へ直行。体調はますます悪化し、昼飯食べる気力もない。腹が苦しくて寝転びたいので、さっさとサテライトへ行ってリクライニングしたシートで仰向けに。やっと楽になった。が、寒い。冷房効き過ぎ?職員に文句言おうかと思ったほどだった。リクライニングシートが特に風が当たる場所だったのもあったので、仕方なく別のベンチへ移動。早く帰りたい。が、飛行機遅延のアナウンスが。マジか・・・最近多いけど、今はつらい。早く来てくれ。寒くて寒くて、ヒコーキ搭乗時にCAさんに「毛布あります?」って聞いてしまった。毛布はなかったので(ったりめーだ!)窓際で日光があたるところに腕を乗せてあたたまる。いやはやシンど。

結局、帰宅後は38度以上の発熱。そりゃ身体には無理どころか無茶というレベルだったからなぁ。抵抗力は低下とかってレベルじゃなく、ゼロだったんじゃ。それで東京の人混み通過すればこうなっちゃうか。あぁ、天国から地獄・・・。


闘病日記へ戻る  一覧へ戻る