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朝3:25に起床。前夜寝つくのが遅くなり、ほとんど寝られなかった。出発前夜は早く寝なきゃって思いながら、えてしてこんなことが多い。パンなど軽く朝飯をとり、髪をパツキンに染め直す。そして4:30、日本最北端の地・北海道宗谷岬を目指して筑波大の宿舎を出発! まだ暗く、東大通は道がよく見えなくてちょっと怖かった。トラックのヘッドライトが眩しいし、通過した後、やけに砂煙が激しいし。ペデに入って、やっと薄ら明るくなり始めペースアップ。早朝の筑波山を望む。こんな早朝だってのに、犬の散歩してる人が多かった。そしてみんな挨拶してくれる。ここは自転車トレーニングとして何度も通った道。岩瀬までは慣れてるので淡々と進む。 岩瀬駅の踏み切りを渡り、R50を渡ると未知のエリアへ。出発から2時間弱、ここで初めての休憩。自販機でジュースを買って飲む。地図で見た"大手坂"は予想通り、ちょっとした峠になっていた。そして栃木県へ。
<写真1>1日目のどこかテキトーなとこで撮った写真。小貝川だったか那賀川だったか。
益子地区。すげー濃霧だ&すげー田舎だ。駅前でT字路に突き当たるが、この駅を迂回して線路沿いにただら方面へ進む。途中の踏み切りでは電車通過待ちをする。
<写真2>福島県の道の駅・安達。風呂浴びて少し早い夕飯を終えたとこ。
更に走ってやっとこさ一日目の宿・道の駅「安達」。って逆サイドじゃんか!ふざけやがって。かといって信号のないところでR4を横断するのは自殺行為。やむを得ず、数100m進んだところでR4をくぐる道を通って逆サイドへ渡り、そして道の駅まで引き返す。 |
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道の駅の休憩室のベンチの上でヘンな体勢で寝たので全然熟睡できず、3:00に目が覚める。それからウトウトしながら4:30まで過ごし、併設されているコンビニで朝飯食って、5:00に出発。 とりあえず福島市までは順調に進む。長い上り坂を登り、R4にかかる橋を渡って左サイドへ移動。その先は長い下り坂、一気に下る!交差点を左折、少し行って右折、橋を渡る。福島駅周辺の市街地だが、まだ6:00前、人通りはほとんどない。駅前を通過。その先はというと、こんな都会の中にちょっとした小山があり、トンネルになっていた。ここを抜けるとまた田舎モードになってくる。 飯坂ICを過ぎ、R13へ・・・じゃない!俺が進むべきはR399だろ!R399へ入る交差点を通り過ぎてしまった模様。300mほどバックし、無事R339へ入る。フルーツラインと名のついた道を通り、突き当りのT字路を左折、鳩峰峠方向へ進む。と、ここで想定外の事態が。道路に設置された看板に・・・ 「R399全面通行止 宮城、山形へは通り抜けられません」 ・・・ ・・ ・・・・ ・・・ウソ?最短ルートを選んであったのに。地図で他の道を探してみるが、今更ルート変更したら恐ろしく遠回りしなくてはならない。う〜ん、チャリなら工事してても通れるだろうか?車は無理でも人が通れる道、いや足場だけでもあればチャリを担いで通れるハズ。かまわん、鳩峰峠アタック開始!行くぜっ!! ・・・ってことで強行突破作戦に出る。小さなトンネルを抜け、温泉街を走る。突き当りT字路を左折、摺上川沿いの道を登り始める。最初っからキツイっす。確かに走ってる車は工事車両ばっかだな。川は連日の雨のためか濁り気味。川原にキャンプ場もあったが人気はなし。川にはすげー岩があってちょっとした見物だ。標識を見ていたら軽井沢という地名の場所もあった。 茂庭。道路右手に小学校があったが、典型的な田舎の学校といった雰囲気。中茂庭。お、ダムが見えてきた。あれが工事現場か。工事現場を避けるために、 「二井宿方面へ一旦右折して別ルートを走り、もう一度R399へ戻る」 ということも考えたが、この山道の中では少しの遠回りも避けたい。やはりそのまま直進することにする。なが〜い上り坂、登坂車線があることからなかなか傾斜はキツイのがわかる。登り切るともうダムの上、振り返るとかなりの高さまで登ってきていた。 そこからまた下りが始まり、今度はダムの底へ。道がだんだん狭くなってきて、ついに未舗装に。下りきったところで警備のおっちゃんが立っていた; 警備員:「ダメダメ、この先、山形へは行けないぞ。・・・あ、でもチャリなら・・・う〜ん、そういや少し前に山形のほうから抜けて来た人もいたからなぁ。」 よっしゃそれなら大丈夫。行くぜ! このあたりから雨脚が強まってきた。迂回道路を走っていると、工事小屋があり、作業員たちが朝礼を行っていた。目の前を通過していく俺をジロジロと怪しい目で注目している。そりゃそうか、こんな雨の中こんな場所をチャリで走ってるなんて怪しさ144%だし。 その先、落石防止工事の現場を通過。うおっ、すげー高い崖に登って作業してる人がいるぜ。 このあたりは完全未舗装でぬかるみもあったため、チャリを押して歩く。 すれ違った優しそうなオッサンが声を掛けてきてくれた。 おっちゃん:「このまま行けば山を越えられるよ、大丈夫」 ふぅ、この言葉で一安心。少し進むとバリケードがあり、それを越えるとやっと舗装された道路に戻った。 人の気配ゼロの細くて暗い山道をダラダラと登っていく。 気付くとなんだかアブみたいな虫が数匹まとわり着いてきていた。最初は気にしていなかったが、そのうち数十匹にまで膨れ上がり、無視できない状況になってきた。なんだってんだよ、うぜーな。通行止めで長いこと人が通ってなかったから、人の血に飢えてたんだろうか(って蚊じゃあるまいし)。そしてついにチクリと一匹に刺される。逃げようにも上り坂でチャリではスピード出せないので、チャリを押して走って逃げる。日の当たるところにくると少し退散するようだが、また頭上が木に覆われるとたかってくる。この後、だいぶ長い間つきまとわれることとなった。 左手にはずっと川が走っており、かなり源流な雰囲気。川の周辺は崖になっており、巨岩・奇岩が多数見られて圧巻。 道を登っていくと一旦、宮城県に入り、再び福島県に戻る。 稲子の部落のT字路。数件の民家が見られたが・・・こんなとこで一体どうやって生活しているのだろうか? その後もひたすらダラダラ・クネクネと登り続ける。 Give Up!!ついに疲労が限界に達し、チャリを押して歩くことに。傾斜はかなりキツイ&まだまだアブがウザイ。 うぉ〜周囲が開けて高山っぽい雰囲気になってきたぜ。峠が近いな。高圧電線が何本も建てられており、ジジジジ・・・と音を発している。最後くらいはチャリ漕いで上ろうと、再度サドルに座る。やっとてっぺんが見えてきた。ラストのワインディングは立ち漕ぎオンリーで上り・・・やっとこ頂上、鳩峰峠だ。高けー&さみー。この先向かう山形方面が一望できる。
<写真1>ダム工事現場を過ぎてしばらく行ったとこ。小雨が降っており、精神的にキツイ。
<写真2>鳩峰峠、標高およそ800m。向こうに見えるのは山形県だ。
そして下り。うぉ〜もんのすんげぇ急勾配!ブレーキを掛けっぱなしにしないと走れんぜ。こっち側からだったら絶対登り切れなかっただろうな。
と、眼下から白い軽トラが走ってくるのが見えた。こんな急斜面をよく登ってきたもんだ。すれ違うときにお互い停車してあいさつ。
じーちゃんとばーちゃんが乗っていた。 |
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寝込みを襲われることもなく、朝目覚める。小雨が降っているがじきに止んだ。5:00過ぎに出発、おっといきなり左折ポイントを通り過ぎてしまった。ま、OKだ。途中、みちっぱた(っていうかどっかの会社の?)のゴミ箱に勝手にゴミを捨てる。左折して通りを外れると、お、雨が来たな。。。最上川の橋を渡る頃には早くも土砂降りに。そして雷も来た!一気に身体が冷えてくる。まだ開いていない「さくらんぼ直売所」の軒先で雨宿りする。その後も工藤医院やレストランの軒先でちょくちょく雨宿りしながら少しずつ前進。レストランのとこで合羽を持ってることを思い出し、着る。
<写真1>早朝、道の駅・寒河江を出発直後。この直後、大雨に襲われ挫折寸前に追い込まれる。
R287、すさまじい降りになってきた。山形空港近く、R13へ合流。通過する車の水しぶきが激しい。次の道の駅「むらやま」まで8km、朝飯も食べていないので身体が冷え、かなり辛くなってきた。一瞬「諦め」の感情が頭を過ぎる。道の駅まで行ったらチャリを送って電車で帰宅しようか、と。とにかく早いとこ道の駅まで行かなければ。前を見ずに無心でダッシュ。ひたすらダッシュ。そして道の駅「むらやま」へ逃げ込む。ソッコーで自販機に向い、ホットコーヒー&おにぎり&ポテトを買って身体を暖める。チャリダー旅行はいつも真夏に汗ダクで走っているので、温かい飲み物を買うのはホント稀有な例。
<写真2>最上川、白糸の滝の前にて。雨降りが続いていたので川は濁流。
下ってR458へ出て右折。う〜ん、また上り坂だ。なにやら城跡みたいな山の左下を通過。そしてR47へぶつかり左折、最上川にかかる橋を渡る。うほ〜この川はスゴイな。先ほど見たのよりさらに激しい濁流が激しく蛇行してる。
<写真3>最上川を下る。だいぶ平野になってきた。
再出発、少し行ったとこの清川地区。交差点の道路下の小学校のプールでは子供たちが泳いでる。だ〜気持ち良さそうだ。その次の橋のとこで信号無視して道路横断して、橋を渡る。川向こうの道路のほうが間違いなく交通量が少なく走り易そうなので。見上げれば・・・すっごい青空に山の深い緑のコントラスト。いいね〜夏っぽいね〜。予想通り車はほとんど通らなく、気持ちよく走れる!マジ最高っす!俺がチャリダー旅行に求めているのはこれなんだよ。
<写真4>日本海を見たのはこのときが生まれて初めて。
日本海だ!!
<写真5>道の駅・象潟。日本海に沈む夕日を望む。一日の疲れが癒される。
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<写真1>遥か遠くに鳥海山を望む。
5:00起床、秋田方面へ向け、左に海を見ながらR7を北上する。金浦のサンクスで朝飯を取る。おにぎりとか買うがのどを通らないので残りは捨ててしまった。
<写真2>秋田市に近づく。洋上に風力発電の巨大な風車が。
秋田市に近付くとup/downが激しさを増す。左手、海側の景色は殺風景。海沿いの松の木は立ち枯れており、どんよりとした光が差す海とあいまって
まるで地獄のよう。
やっとR7の分岐点に差し掛かった。大森山を避けるため、左ルートを選ぶ。が、こっちも鬼の急勾配だった!
住宅街の峠道を越え、少し下ると県道65。左折してR7へ復帰。立体交差を登る。
ありゃりゃ?誤ってバイパスに入っちまったぞ?でも広い歩道があって走るにはベストコンディション。結果オーライ。
雄物川を渡る。発電用のデカイ風車が見える。すぐ近くでみると恐ろしい。 |
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5:30頃起き。昨日の遅れをとりもどさねば・・・。福岡のチャリダーに別れを告げて出発。朝飯はカロリーメイト&ウィダーインゼリー&QOO。 R7を北上し、途中で広域農道へ。R7が大きく北西へ回っているので、農道でショートカットするって寸法。森岳(もりたけ!)駅近くを通過。杉林が綺麗な走りやすい道路。車少ないしね。でも上りはかなり急だ。長い下り坂を下りきってR7へ復帰。かなりショートカットできた。 R7は予想通り歩道なし&交通量多い&上り坂という悪条件。二ツ井に入ると雨が降ってきたのでカッパを着る。途中、交通量の多いR7を避けるため、左に折れて線路を渡り農道へ。・・・う、行き止まり?R7へ引き返すが、やはり走り辛すぎる。ダメだ、やっぱ農道を走ろう。地図との照合がうまくできなかったが、まぁ線路沿いに行けば間違いないし。とりあえず道なりに走っていたら、やっと地図通りの道になってきた。R7の下を走る県道を進む。が、あのままR7を走ってバイパスに乗ったほうがラクだったかも。 県道は狭いし。米代川に架かる橋を渡る。この川は相当深そうだった。 R7のバイパスに上る。すぐにトンネルがあり、抜けると道の駅「ふたつい」。ここのサンクスでちゃんとした朝飯。道の駅の売店はまだ閉まっていた。再び出発、雨は止んで晴れ間が見え始めた。ヨカッタ。 次第に山の中に入ってup/downが繰り返されるようになる。休憩を入れながら進む。 道の駅「鷹巣」。道路の右サイドだったが、横断して少しだけ休憩。ちなみに本来の予定では昨日中にここまで来る予定だったのだが、やはりあの豪雨の中ではキツかったかも。 再びGO!地図に「長坂」という地名があったが、本当に長坂だった。何度か小さな川を渡ったが、どれもキレイな水が流れていた。それもそのはず、進行方向左手に臨む山並みはかの世界遺産「白神山地」なのだ。キレイで当然。 田代町。アメ横みたいなアーチがある商店街の入り口を通過。大館に近付くに従って、ようやく山道が終わって街っぽくなってきた。連日の雨のため、歩道にはドロの水溜りが多く、ブレーキに注意が必要だった。 市街地に出る。市立病院の前の歩道を走ってると前から来たばーちゃんの日傘に接触。最近、わざと避けない歩行者が多いように感じるのは俺だけか?自転車と歩行者の接触事故が急増してると言われてるが、当然だ。 一旦R7を外れて県道2号へ入り、ジャスコまで行く。ここで右折してR7へ復帰。泥水被りながら走ったのでチェーンについた砂がジャリジャリ言い出したので、スパーに寄って水を買って洗い流す。 ここから矢立峠へ向けて出発。緩やかなup/downが繰り返される。道路脇には湿原もあり。道路に沿って線路がずっと併走している。最初は路肩が狭い&交通量多しで危険な箇所が多かったが、そのうち路肩がグッと広くなってGOOD。この頃にはすっかり晴れてきて、空と杉林のコントラストがキレイだ。 ここでも工事中が多く、片側通行になってる箇所も。長走、じんば駅前で最後の休憩。すぐ先には急な上り坂が見えているし。右へカーブ、左へカーブ、青い橋を渡る。道の駅「やたて峠」2kmの標識。それほど苦ではなさそうだ。しばらく走ってあっさり峠に到着! 道の駅は大したことなかったのですぐに出発。と、「青森県」の標識が。やっとここまで来たか。 この先は・・・超下り!超スピード!路側帯がかなり広いので車が後ろから来ても問題なし。 だいぶ下ってきた。気温も明らかに上昇。すぐに街っぽくなり、道の駅「碇ヶ関」へ到着。ここで昼飯に「白醤油ラーメン」を食べる。なかなかGOOD!
<写真1>道の駅「碇ヶ関」にて。通りすがりのじーさんにカメラ頼んだが、見事にブレまくり。
<写真2>津軽平野まで下ってきた。遠く、岩木山を望む。
川沿いにずっとゆるやかな下り坂が続き、ラクチン。錆石で右折して県道13号へ。R7がカーブしてるところをショートカット。かなり道が狭く、田舎な雰囲気。商店前の自販機でQOOを飲んでるとヘンな音鳴らして走ってる車が通ってうるせーし。新道に出て右折。路側帯がバカみたいに広すぎてGOOD&爆走!・・・と、張り切り過ぎて左膝に痛みが出始めた。せっかく直りかけていたのに。黒石市、R102を横切る。さすがに両足とも疲れてきた。が、本州もあと一息だ。R7へ合流、浪岡IC方面へ進む。
<写真3>青森港到着。が、既にフェリーは出発していた。間に合わなかったか。。。
やっと山が切れて海が見えたのはもうフェリー埠頭の1.4km手前。R7からの入り口付近は5年前より明らかに賑やかになっていた。そして橋を2つ渡り、到着!やっと本州が終わった、っていうかやっとこれからがスタートだ。室蘭行きのフェリーは13:30の1便のみ。間に合わなかったか。明日のこの時間まで足止めだ。十分に休んで体力を回復させよう。 |
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フェリーターミナルではイマイチよく寝られなかった。4:30頃に起きて24Hのラーメン屋で味噌ラーメンを食べる。なかなか 警備員:「ここは通路ですから」 と立ち退きを命じられたので、寝袋を畳んでベンチに座る。その後、12:00の受付開始まで、ジュース飲んだりマップ見たり海を眺めたりしてターミナル内でダラダラと過ごした。そしてやっと受付。12:30頃、3番ゲートへ。歩きの人が入っていったので自分も自転車引いて入っていく。
<写真1>同じ船に乗る旅人のおっちゃんにカメラ頼んだが、頼んでもないのに勝手に2枚撮って貴重なフィルムを無駄遣いされてしまう。
<写真2>甲板にて。本州を離れ、目的地・北海道へ。
ハイシーズンは終わっており、船内はガラ空き。ワンルームに数人しかおらず、全員4隅に散って陣取っている。前回お盆に来たときとは比較にならん。
出航してしばらくは甲板に出て写真を撮り、その後戻って寝る。が、寒い!冷房効き過ぎだっちゅーの!すぐに起きて毛布を借りにカウンターへ行ったらすでに閉店後だった・・・。んなアホな。しかたなくカップラーメンを販売機で買い、展望ルームの日が当たるとこで食べて身体を温め、その後ロビーのソファで寝ようと試みる。が、体勢が悪く、寝入ることができない。しかたなく座敷に戻り、タオルとTシャツをありったけ身体にかけて横になる。なんとか寝入ることができた。
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人生最後の夏休みの、最後の日。こんなふうに迎えることになるとは夢にも思わなかった。 セブンイレブンを出発、苫小牧の市街地に入った頃から急激に睡魔が襲ってきた。早く休めるとこまで進んで休もう。ルートは千歳方面へ。R36を進む。左折して線路を跨ぎ、すぐ右折。いや〜歩道がだだっ広いっていいね〜。所々コンビにもあるから補給にも困らないし、怖くないし。この分なら千歳まで余裕っぽいね。 次第に暗くなる。灯りがなくなってきたが、快調!少し寒気も来たから、サッサと進んでしまおう。道の駅「三笠」あたりがいいかな。ジャンジャン進んで・・・あれ?行き止まりだ?頭上には高速が走っているが、地図と照合してもなんかよくわからんし。そういえば途中からR36の標識をみなくなっていたな。いったいどこで道間違えたんだろ?周囲には民家もなく、通る車もいない。要するに・・・迷った。 真っ暗闇で道に迷う恐怖+寒さ。高速に入らないように右手に道を進んで行くと、また行き止まりに。いったいどうすれば・・・。と、少し離れたところに信号機が見えた。そして道路標識っぽいものも見える。あそこまで行けば現在地を把握できるだろう。この辺りは区画整理が進められている住宅街のようだ。テキトーに進んで信号機のある道路まで出てみると、それがR36だった。ふぅ、一安心。見えていた信号機の交差点を渡るとき、黄色いインテRがクラクションを鳴らしたが・・・俺への応援の合図だったのだろうか? その後はまた順調に進む。が、歩道が右サイドだけになったり、広かった歩道が次第に狭くなったりと、なかなか苦しい。日中ならともかく、今は暗闇・寒さ・眠気のトリプルパンチだかんね。 千歳空港まで約20km、だんだん周囲からは灯りがなくなり・・・ついに真っ暗になった!さすがに怖い。明るければ原野の広がる綺麗な風景なんだろうけどさ。小さな川をときどき渡るが、川の名前がカタカナだったりして北海道っぽくなってきた。 バス停の自販機の前で休憩。ここでもホットコーヒーを飲みました。それだけ寒かった。その辺りから鹿など何か動物でも飛び出してこないかと、ちょっと期待してみたりも。 さて、マジ寒くなってきた&眠気もますます強まってきた。空港まで20kmが長い!いつまでたっても千歳の街灯りが見えてこない。ホント長い。道路脇にずっとフェンスが続いている。その向こうにたくさんの灯りが。やっと新千歳空港だ。屋内歩道橋のようなものがあったので、その中で休んでしまおうかとも思ったが、せめて千歳駅までと最後の粘り。更に走る。が、限界が近いな。 久々に信号機が見えてきた。やっとこ市街地に入るようだ。いきなり建物が増えて、まもなく千歳駅前に到着。駅前のちょっとした公園には交番あり、サンクス(スパーだったかな?)もあり。ただ駅前はけっこう若者等がたむろしてるので野宿は無理だな。コンビニでメシを買う(ホットレモンティーと・・・あと何買ったか覚えてない)。ちょっとだけ戻り、左折、R337へ。次に野宿できそうな場所があったら問答無用でそこで寝てしまおう。眠気が限界に達している。ほんの少し走ると、右手に「サーモンパーク」というパーキングエリアが。ここしかない。 広い駐車場があり、売店は当然全て閉まっている。屋根のある建物はトイレのみ。キレイだがさすがにその中で寝るのはいやだったので、売店の軒先、風が当たらない場所を探して寝袋を敷く。入ってすぐに寝入る。朝4:00頃であった。
<写真1>深夜1:00〜2:00頃だったかな。苫小牧→千歳へ向う途中だ。
<写真2>サーモンパークを出発後。少し北海道っぽくなってきた。
気付くと既に明るくなり始めていた。時刻は7:00前、まだ3時間しか休んでないが、もう行かないと。朝のJOGや犬の散歩をしてる人も増えてきたし、いつまでも寝てるのも恥ずかしい。寝入るときは暗くて気付かなかったが、思い切り道っ端で寝てるし。
<写真3>道がうねってるのがわかる。車が来ないので中央線の上を堂々と走れる。
ショートカットするため、左折する国道からはずれ、直進、車が全っ然通らないし、遥か先まで見渡せるし、ラクチン!「ハイジ牧場」の前を通過。左折して長沼町内を通過、右折して県道45号へ。長い直線道路が続く。・・・マジ長いんですけど。右サイドの自販機でジュース買うときに犬に吠えられまくられる。左手に小学校を見ながら直線の下り坂を下る。その先の信号のある交差点で県道45号を外れ、直進。名も無き道を栗丘方面へ進む。夕張川を渡ってぐるっと左に回って下ると、R234へ合流。道路わきにはなんか用水路みたいな川が流れてた。
<写真3>神居古潭。つり橋の先に何かあるみたいだったけど、疲れてるし時間もないのでパス。
<写真4>石狩川。山を超えて旭川まで、あと一息だ。
石狩川を左手に、歩行者・自転車道路をひた走る。川は濁流のよう、ゴツゴツした岩が印象的だ。岩の上に白いサギが一羽。R12に復帰するが、サイクリングロードがあるし、下りに入ったのでラクチン。途中、バッタの大群に追われる。お、対向からオッサンチャリダーが。この先は上り、頑張れよ〜。 |
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目が覚めると5:00。昨晩はさすがに爆睡だった。寒さで寝袋から出られず、二度寝。起きると6:30。行かないと。カロリーメイトを食べて下に降り、トイレで着替えて出発。昨日の道を市街地に向けて少し戻り、川を渡ってロータリーからR40へ入る。そこでついに出た! 「稚内 250km」 やっとゴールが見えた・・・!! R40を直進。通勤途中の郵便局員(・・・ではないと思うけど)と多数すれ違う。コンビニには寄らずに進む。すぐに市街地からは外れ、両サイド田畑が広がる。比布トンネルは右サイドへ。トンネルを抜けると景色が拓ける。比布町のセブンで朝飯買い、少し進んだとこの自販機の前で食う。 その先、R40は大きく左へカーブ、塩狩峠へ向う。周囲の植生はいつのまにか美しい白樺になっていた。だいぶ北まで来たことを実感。峠は一気に登る直線道路。ここまで辿り着いた今の俺にとっては余裕だった。峠を越え、一気に下る。ライダーが追い抜き様に手で合図をしてくれる。左サイドへ移り、峠を下りきると、和寒。チャリダー1人とすれ違う。直進して剣淵を通過。士別市街地では道路脇の自販機で休憩。その後また周囲は拓け、R40は大きく右へカーブし直線が続く。標識が見えてきた。よし、もう名寄・・・じゃない!多寄だ。大変紛らわしい。風連でも休憩、売店でソフトクリームを売っており、涎が出るほど食べたかったが、我慢。名寄バイパスはチャリでは通れないので、外れて農道へ。農道の入り口は誤って通り過ぎそうだったが、セブン&シェル石油で辛うじて気付く。ちなみに名寄バイパスは地図とは異なり美深方面まで延長されていた。
<写真1>天塩川。この川が見えたらいよいよ道北だ。
農道に入ったらラクチンだ。天塩川を渡ると、何やら小学生たちが実習を行っていた。前方から来たハーレー2人組みが通り過ぎざまに合図をくれる。天気が良く、周辺のシラカバ林がキレイだ。農道の突き当たりT字路を右折、すぐに左折してR40へ復帰する。
<写真2>周囲は白樺が多くなってくる。非日常感タップリでGOOD。
あまりにup/downが続き、たまらず路肩に座り込んで休憩。歩道すらない場所だったけど、ずっと山の中で休憩する場所もなかったからね。「天塩川温泉」の看板の前でも少し休憩。 |
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バス停待合所は快適に眠れた。5:30起き。道の駅で歯磨き等を済ませ、6:00出発。ずっと下り&車が全然通らないのでラクチン。朝日に映える敏音知岳を右手にぐるっと回る。中頓別のセイコーマートで朝飯を買い、向かいの神社か何かの鐘の下で食べる。ちなみに北海道の特に道北ではコンビニといえばセイコーマートでした。その後も下りオンリー。トンネルは狭かったので後方車をやり過ごしてから進入。トンネルを抜けると、前方に小動物の姿が。リスかネズミか。藪の中に隠れてしまった。その直後、キツネ!?いや、ただの犬だ。何故こんな山奥に・・・?下頓別までくるとかなり平坦になってきた。まさに原野が広がっている。宇津内川に沿って道が走る。この川、キレイだ。
<写真1>出発直後、朝日に映える敏音知山。敏音知=ピンネシリと読みます。最北端を目指し、ラストライド!
<写真2>宗谷地方の原野。こういった川には幻の魚イトウも生息しているのだろうか?
農業試験所なるものの前を通過、ほぼ平坦。登校中の小学生の集団とすれ違い、突き当りを右折。今度はジャージ姿の中学生の集団。少し先を左折、ここから北上開始だ。海辺まで下ってきたはずだが、まだ海は見えていない。道路からすぐ近くにクッチャロ湖があるようだったが、見えなかった。宗谷岬まであと60kmの標識。海沿いの道はup/down&10時の方向からの強風でキツ。浅茅野の自販機で休憩しながらトラックの運ちゃんと話す。道路脇に小さな湿原がいたるところに見られる。浜猿払まできてようやく海が見えた。オホーツク海である。
そしてすげー向かい風!景色見ている余裕なし。道の駅「さるふつ」で小休止。売店で特産バター買いたかったが荷物を増やすのもなんなんでパス。QOO(ヨーグルト味)を店内の椅子に座って飲む。ここから先は意外に民家が多かった。小さな川をいくつか渡るが、よどんでほとんど流れはなし。東浦地区。対向からきたじーさんチャリダーとすれ違う。
<写真3>日本最北端の地・宗谷岬へ到着。日本国内ではこれ以上先はありません。
時刻は11:25。日本最北端の地である。さすがにここはバス、バイクともに多かった。日本最北端の石碑の左手には間宮林蔵の像が。ここから海の向こうに樺太が見えるらしいのだが、この日は晴れてはいたが霞んでおり残念ながら見えなかった。石碑の前で写真を撮ってもらおうと思ったが、当然ながら順番待ち。その間に友人にメール入れたりして待つ。やっと順番が回ってきたので俺の前に割り込んできやがった観光バスのガイドさんにカメラをたのむ。石碑の上に自転車持って立とうとしたが意外に幅が狭くてフラついて、周囲から「ガンバレ〜」と拍手が起きた(笑)それから、右手にある土産物屋「柏屋」で「最北端到達の証明書」というただの紙切れを数百円払って買わされる。ちなみにここは日本最北端の「家」でもある(そう書いた看板が出ていた)。駐車場と道を挟んだ向かいにある日本最北端の「食堂」で宗谷チャーハンを食べ、となりの売店でソフトクリームを食べたりしてしばしの休憩。 |
| ◆行程 | : | 茨城県つくば市(大学宿舎) → 北海道稚内市 宗谷岬 |
| ◆期間 | : | 9日間 |
| ◆走行距離 | : | 1,250km |