<エントリー>
9月の佐渡島トライアスロンはスイム4kmなので、それに向けて長い距離を1回でも経験しておきたい・・・ってことでOWS大会を探していたところ、コロナで休止していた三宅島大会が再開するとのことで、即エントリー。近場なのでココなら最短1泊でも行って来られる。八丈島に長いこと住んでるのに、三宅島自体もかつて半日滞在したことが1回あるだけなので、観光も兼ねて・・・ってことで、お気楽お出かけ。
◆1日目:三宅島・島内観光◆
行きは東海汽船・橘丸。底土港の船客待合所で待ってるときから欠伸連発だったので乗船したら朝寝しようかと思ったが、例によって冷房効き過ぎなので毛布を借りることに。すぐに横になって、起きるとちょうど御蔵島の目の前。ここも久しぶりに行きたいとこ。
御蔵島から三宅は目と鼻の先。この日は風向きが南西なので島の東側の三池港に着、時刻は14:00過ぎ。港では同僚社員S氏がお仕事中。声かけたが・・・彼は俺だと認識できてなかったのではなかろうか(笑)
<写真1>御蔵島を経て・・・
<写真2>三宅島へ上陸。雄山は雲に覆われていた。
レンタカー屋が港まで迎えに来てくれており合流。我社のこともよく存じておられた。この日はレンタカーで大会会場の大久保海岸の確認と、島一周観光。坪田地区から時計回りに島を回る・・・メインストリートなのに俺以外、車が走っていない(笑)途中で道を逸れて島の中央に聳える火山・雄山登山道へレッツらゴー。
<写真3>雄山へ。急こう配を登っていく。
<写真4>20年以上経ったとはいえ、まだまだ真新しい噴火の後の景色。
<写真5>神津島方向。沖合にある印象的な岩場。
<写真6>南方向。御蔵島がすぐ近くに見える。
雄山への急こう配を登っていく。軽のレンタカーが持つか心配になる。時々、変な匂いがしてエンジンが煙吹いてるんじゃないかと不安になったが、どうやら硫化水素の匂いだったようだ。ホント、大地は生きていると感じる。周囲は高い樹木はなく、溶岩が固まった黒い地表に草と背の低い木が生えているのみ。同じ火山の島であっても、八丈島では見られない光景。車で行ける一番高いとこまで上る。絶景である。
下りは細い林道、慎重に下っていくが・・・うわちゃ、対向車やん。幸い路肩にビニルハウスがありギリギリ駐車スペースのようなとこがあったので、段差乗り越えて俺がそこへ退避。何とかやり過ごせたが、道路わきにあった鉄のポールに気づいておらず、あと5mmで接触するところだった(汗)
さて、島一周道路へ復帰し北上、お次は伊豆岬へ。良い雰囲気のカップルがいたので俺様はお邪魔虫になってしまった。
しかし車すら全く走ってないのね。八丈島が都会に思える。信号も3か所のみ。その少ない信号を左折して大久保海岸へ下る。集落に下りて東電発電所の前を通過し・・・ホント、以前と変わっていないな。駐車場やシャワー・更衣室の場所を確認しておく。大会のテントなどが既に準備されていた。
<写真7>大会会場の大久保海岸。懐かしの場所。
<写真8>全国の水が綺麗な海水浴場ランキングTOP10常連。
島の東側へ回って南下。大きな峠道はないが、ちょくちょく登坂があり、天気良い日ならチャリで一周するのに最適やね。三池港へ戻ってきて、三宅島空港へ。実は来たの初めて。前回来たときは愛らんどシャトルが空港ではなく村のヘリポート発着だったし。翌日の帰りのスケジュールがタイトなので、ヘリ受付カウンターの場所だけでも確認しておく目的だったのだが・・・ターミナル入り口でウロウロしていると、同僚社員T氏が偶然出てきた。訪島すること全然言ってなかったので、一瞬誰だかわからなかった模様。しばらくその場でおしゃべり。カウンターの場所は・・・迷いようもなかった(笑)
さて、本日のお宿へ。入口がわかりづらかったが、かなり趣のある旅館。例によって呼んでも誰も出てこない系かと思いきや、穏やかな雰囲気の女将さんが。部屋に案内され、夕食までの時間に、島内の温泉に入ってくることに。
<写真9>懐かしの場所、その2。ふるさとの湯。
<写真10>懐かしの場所、その3。見学用の通路があるらしく、もう少し見ていけばよかった。
ふるさとの湯、ここも前回来た場所。いろいろ思い出してきた。夕暮れの海を見ながら、のんびり露天風呂へ。ふぅ・・・泳ぐためだけに三宅島まで来て何やってんだか。
宿に戻る途中、温泉のある阿古地区の海沿い、メガネ岩や溶岩に飲み込まれた学校の校舎跡など、前回来たところをめぐってみる。自然の力の前には人間なんぞ一たまりもない、そんなことを思い知らされる光景である。
宿に戻って夕飯。新鮮な魚介系で最高でした。俺以外には旅の兄ちゃんが1名、囲炉裏のある座敷でご一緒。明日、八丈島へ渡るらしいので同じやね。
部屋でテレビつけてたら23年前=平成12年の三宅島噴火の特集がやっていた。自分の中では昭和58年の噴火の印象が強かったが、平成12年も島外へ避難するほどの噴火だったんやね。平成12年=2000年、自分がちょうど大学へ編入した年。サークルの夏合宿の行先が例年は伊豆諸島だったのだが、この年は三宅の噴火&周辺での群発地震があったため、急遽行先を和歌山へ変更したんだっけ。その頃のことまで、いろいろ思い出される。
◆2日目:黒潮5kmに挑む◆
テキトーに起床。朝飯はこれまた趣のあるカフェで、前日の兄ちゃんとご一緒。けっこう量があって、野菜とか苦しくなりそうなものは残したほうが良いかと思ったが、結果的には腹いっぱい食べておいて正解ということに。ぼちぼち準備して出発。
会場の大久保海岸はスタッフだけでなく警察も警備に出ており、選手よりスタッフのほうが多いのでは?というレベル。受付をし、開会までに参加者みんなでビーチクリーン。会社でたまにやるのでゴミのありそうな場所がなんとなくわかり、一人KYなほどゴミを集める俺。そしてけっこう暑い。汗だらダラダラになったので水分をガブガブとっておく。泳いでる間には海中で更に大量の水分が失われるだろうし。
頭上にはドローンが。スタートシーンの撮影でしょうか。こんなん俺がトライアスロン始めた頃では考えられなかったこと、時代を感じる。
うなじ周りへワセリンを史上最大量で塗りたくる。泳いでる最中にうなじズレしたら全然楽しくなくなっちゃうからね。あとGPSだろうか、各人の泳ぎのデータを記録する装置の貸出しも行ってたので装着することに。頭のテンコ、キャップのなかに仕込むもの。全然邪魔にはならない。
ちょちょいと試泳してスタート時刻11:00を待つ。例によって「周りの選手がみんな速そうに見える現象」が発生していたので、やや後ろ寄り&バトル避けるために外寄りからスタート。目標タイムは1時間40分切り、1時間半にどこまで近づけるか。
<写真11>大会会場へ。今回は参加者が少なくアットホームな雰囲気。
<写真12>スタート前に皆でビーチクリーン。
コースは・・・スタート目の前のAブイを起点に、A → B → Cの順に時計回りに回ってAに戻ってくる三角コース。5kmはこれを4周。2.5kmの部と5kmの部が一緒にスタート。
1周目、スタート直後は周囲のペースに合わせてピッチが上がってしまいがちだが、落ち着いてストロークを大きくすることを意識。そのほうが楽な上に速い。Bブイ回って東向きになると、追い波の形になり、泳ぎやすい。流れや波に乗るときは、殊更に大きなストロークが効果的。Cブイを回ると波に逆らう形になり、斜め前方から揺さぶられる。海底は岩場に。海中の景色とか魚とか気にしている余裕はなかったが、キンギョハナダイだけは目立つので目についた。スタート近くの浅場にあるAブイを回って1周目が終了。
2周目。A → B区間で、グリーンスイマーに追いつき、前に出る。その先、速そうなマッチョ選手に追いつく。みんなペースが一旦落ち着くところか。B → C区間では一時は先行。お、ひょっとして5kmでトップか?しかしすぐに抜き返される。C → A区間は彼の真後ろを追う形だったので目印にさせてもらい助かった。並んでAブイを回る。
3周目。この周回を終わってようやく4km弱、疲れてる場合ではない。ムロアジの群れが眼下を横切る。A → Bブイ区間で1名に抜かれる。マッチョ選手には徐々に離されてしまい、水中では姿が見えなくなる。水面では前方に2名の頭(緑キャップ)が見えている状態。何とか追い上げたいところ。Cブイを回ると前方に更に数名が見えてきた。他にもこんなに前にいたんだ?と思ったが、どうやら周回遅れの選手だ。2.5kmで2周目のラストということいなる。
4周目。キツいがあと少しの辛抱。A → B区間で女子選手にも捲られる。うわちゃ。B → Cは追い波で楽になるはずが、スタート時よりもウネリが大きくなり始めて前方のCブイが全然見えん。ちょくちょく立ち泳ぎでストップして波が通過するのを数秒待たないと見えん。これが原因かわからないが前の女子選手は平泳ぎに変更しており、彼女は方角は間違えることがないと考え目印にさせてもらい追う形に。Cブイ回って最後の直線、ここだけはピッチをあげる。何度も何度も曲がって泳ぎつつ、ようやくEXIT。
波打ち際で一旦膝をついて一呼吸。立ち上がってふらつきながら、スタッフに誘導されてゴール。男子2位とアナウンスされており、アレ?って思った(結果は違ってた。聞き間違いか?)。ゴール後に真っ先に気になったのは帰りのスケジュール(笑)計測チップ外してくれたスタッフに時刻を聞くと12時間40分、何とか間に合いそうだ。あ、タイムは1時間40分ってことね。ドンピシャ。
さてさて、ノンビリしている時間はない。ビーサンだけ履いて小走りでシャワーへ向かう。そう、トライアスロンでは走ってTr.へ向かってチャリだからね。シャワー&車から荷物持って着替え。会場へ戻ってスタッフに無理行って記録証を大急ぎで印刷してもらい、余韻を味わう暇もなく退散。ありがとうございました。
大久保海岸から激坂上って島一周道路へ出る直前、同僚O氏が地域の祭りの準備でしょうか、路肩で作業してたので、車を停める。無連絡で行ったのに3名も会えるとは。
・・・っとヘリの時間があるのでチョチョっと早口でお話してサヨナラ。まぁ仕事でも会うし。
<写真13>三宅島空港からヘリ乗って戻る。
時間が押してたのでアクセル踏み気味に運転し、予定変更して先に空港寄ってヘリの受付けだけしてからレンタカー返却。再度、空港まで送ってもらって無事終了。ロビーでヘリ待ってると同じ宿だった旅の兄ちゃんとも再会。更に仕事中の同僚T氏が見送りに来てくれて出発まで再度おしゃべり。
さて、ヘリで八丈島へ戻る。途中の御蔵島ヘリポートへの発着はちょっとしたアトラクション。これだけで楽しい。が、ここから八丈島までが意外に長い。疲労で眠くなってきたので早く着いて欲しかった。あとヘリが新機体になって初めて乗ったが、シートベルトがうなじに当たって擦れて痛い。うなじズレになりかねない。次乗るときはワセリンを塗りたくる必要があるな(ウソ)。
この年齢になって、5kmを泳ぐ日が改めて来ようとは思いもしなかった。10代の頃やってたことを、いまだにやっている。
年代別1位でメダルももらった!・・・ただし男子4位/6名中、女子含めても5位/8名、ダメだこりゃ。しかもウェット着てたのは5km男子では俺だけだったかな?あと男子6位の選手はシーズン始まって毎週のように大会出てるとかで「さすがに疲労がたまっているのか?」とアナウンスされていたし。他の選手のほうが不利な条件だったのに、コレでは。。。しかしコロナ明けてソッコーで大会出てくるような人は、コロナ中も練習継続し、みんなヤル気満々なんだろうな。
練習6回で臨んだ俺は・・・当日は例によって「心地よい疲労感」で平気だったが、翌日はさすがに上半身バキバキで何もできなかったのでした。
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