9th八丈島エコ・ジャーニーマラソン
2017年05月20日(土)
走行距離RUN:63.3km
総合タイム7時31分00秒
天気/気温/風 /最高24℃/南西

八丈島一周+八丈富士をコースとした63.3kmのマラソン大会。昨年も出場したが、後半は走るより歩くほうが長いというグダグダ状態になってしまった。今年も大して練習はしておらず、しかも当日は気温も上がる予報で、果たしてどうなるのか。


島一番のランナーであるKY夫婦(ヘンな意味じゃないよん)を先頭に、俺を含め4〜5名が後を追う。昨年は2人を追って3番手につけたが、オーバーペースにならないよう抑えていく。南原で小島の写真撮ってた男性選手をパス。その先の上り坂で女性選手をパス。 KY夫婦以外に女子選手1名、男子選手1名。俺は5番手だが、前とは徐々に離されていき、永郷の道路に出る頃には背中が見えなくなった。かといって後ろも追って来ないようなので、とにかく苦しくならないよう抑えて走る。最初の10kmのエイドまでで疲れたら終わりだ。

エイドで小休止、俺までの5人中4人が八丈在住者、地元健闘中である。さて、前半の難関である八丈富士。いきなりの激坂から始まるが、まだスタートから1時間なので走ることはできる。練習でも何度か走って距離感はわかってるし。およそ5kmで高低差500mを上る。恐ろしいコースだが、ドМナルシストにはウハウハである。

上りのほぼ中間地点のヘアピンまではノンストップ。そこからはちょくちょく立ち止まってしまう。が、数秒止まって休んで、直ぐ走り出す。ほぼロスはない。昨年よりだいぶマシである。
鉢巻道路に出ると、しばらく回復区間。まもなくふれあい牧場。入口でKY旦那とすれ違う。KY嫁は既に先行ってるのか?と思ったら、俺が飲み食いしてる間にトイレから出てきた。逆に旦那が置いて行った形か。俺も休憩後、後ろ姿を追うが、鉢巻道路の長い上りで徐々に離され、やがて見えなくなる。
さて、ふれあい牧場のエイドから底土港まで、17kmくらいエイドも何も無い。ふれあい牧場でボトルに補給しておくべきだったが、調子良かったので忘れてた。朝食も早かったわけだし、エネルギー切れを起こしてもおかしくない時間か。既に30kmなわけだし、フツーなら最初の限界ポイントである。もっとガンガン補給してちょうど良いくらいだった。ってことで、キツくなり、神湊の宝亭のとこで自販機でジュース購入することにする。底土のエイドまで、大した距離ではないが、やむをえん。
宝亭のとこの交差点で自販機へ・・・あれ?ナイ?交差点近くにあった自販機はなくなってたので、釣具屋のとこまで入ってコーラ購入。残りはボトルへ。キャップを閉めてしばらく走ってしまい、暴発事故を起こすところだった。

やっとこさっとこ底土エイドに到着、34km地点。残ったコーラを捨て、アクエリを満タン補充。シャツと帽子を水で洗い流し、ビショビショの状態にする。日が上って暑さが堪えるようになっていたので。前の選手4名とはかなりの差をつけられている模様。
エイドを出発すると、前方から一目で分かる我が家の車が。家族が応援に来てくれました。 長男は最近何やら父親がよく走りに行っていることは認識し始めているようである。温泉の方まで走ると言ったら驚いていた。
家族と別れ、その先・・・供養橋までの「裏道」も普通に走り、いよいよ峠道へ。ココは何度も練習で走ってるので何とかなる・・・と思っていたが、無理。スタートから約35km、やはりこの辺りで、一旦限界が近づくのか。それでも「去年と同じではダメだ」と、走れるところは走っていく。きつくなっても止まらずに歩く。車の音が聞こえてきたらダサい姿を見せないように走る(セコっ)。が、やはりペースはガタ落ちとなり、ついに後続に追いつかれた。振り返ると後ろから細身のランナーの姿が。奈良からわざわざ来たヘンタイベテランと思しき選手。抜かれて6位へ後退。日差しも出てきたので、日陰の位置によって右側走ったり左側走ったりと切り替えたりもする。
力が出ないのと同時に、睡魔が襲ってくる。目を閉じたくなってくる。これはハンガーノックなりかけの状態。前日・当日朝ともガッツリ食べてないので、エネルギー不足だったか(もうまもなく40kmだし)。カフェインショッツをすすりながら、とにかく立ち止まらないよう、チンタラでもいいから走り続けることに集中。結果、何度か立ち止まった程度で、ほぼ歩くことなく進めた。


登龍峠展望台のエイドに到着。島のおばーたちだろうか、ギャラリーが多かった。お、ちょいと腹の調子が悪いような・・・でも、グッドタイミング。トイレ行ってすぐにスッキリしたので、コーラとか存分に補給できるようになる。ハンガーノックの兆候もあったので、カフェイン注入のためお茶ももらう。エイドやってたのは元高校教師の老夫婦で、会社の人ともたくさんの繋がりがある方だった。俺がコーラとお茶をちゃんぽんしたのを心配しておられたが、問題ナッシング!
再スタートすると、お、走れる走れる!頂上まで、一部キツイとこもあるが、立ち止まることなく走る。頂上でも休まずにそのまま下りへ。下りは下りで脚に負担がきて楽ではない。昨年は下りすら走れなくて歩いたり立ち止まってたりしてしまい、この区間で1人抜かされた。今年は大丈夫。体力はまだ回復していないので、頻繁にドリンクに口をつけ、"2RUN"も使用。標高が下がってきたからか、暑くなってきた。元々、俺は暑いのは大の苦手だった。今も得意というわけじゃないが、暑いとトライアスロンを思い出すのでテンションは上がるようになった。前よりは、暑いのがチョイ好きになったかな〜っと。 5kmほどひたすら下り、末吉の集落に入ると「スーパーあさぬま」のエイド。お昼の時間なので、ここでもコーラやカステラ、梅干しと十分に補給。あと左足首が若干痛いので、少し早目に痛み止めのロキソニン1錠を使用。
さぁここからが正念場。末吉から名古の展望台を経て続く傾斜道。八丈富士、登龍峠と登らせた上に、距離も50kmが近づくこの場所で、この坂道は鬼畜。練習でも立ち止まってしまうことが多い区間。チャリでもイヤになる坂。それでも今回は走る。車道側にふらつきながらも走る。最後に練習で走った時が好調だったので、自信がついたのか。一番キツイ名古の展望台を越え、少しフラットになり、その先の1つ目のピーク・・・と、ここでついにギブ。100m程歩く。ピークからは走り、少し下ってからその先の2番目のピーク、ここは止まらず走り切る。が、さすがに息が上がり、頂上で小休止。ここまで来ると車の通行も増えてくる。知り合いに目撃される可能性も大いにあるので、あまりダラダラせずにすぐ出発(セコっ)。

三原小中学校の前、その先の道路工事区間がプチ上り坂でしんどいが、今回はなんのその。 そば屋「千両」の正面には、今回参加選手のご実家が設置してくれた施設エイドが。この区間、末吉浅沼エイド〜大里エイドまでが約10km。終盤なのでアップダウンありの10kmは重くのしかかり、体力も限界が近づく頃。昨年は自販機でドリンク購入する必要があった。ってことで、ここにエイドを置いてくれたのはマジ助かった。クーラーボックスに氷と一緒にドリンクが入れられており、久々に「冷たい」飲み物をいただける。紙コップでスポドリ2杯とコーラ2杯一気に飲む。一気にクールダウン!・・・ガブ飲みし過ぎて苦しくなった。軽く"GPR(GePpu Reflesh)"。ラクになった。走れるぜ。回復して練習時と同じようなフォームで快調に走る。ちょっとだけ、ウルトラっぽくなってきた。そんな気がした。
その先の大坂トンネルまでのダラダラ上り坂。長くてイヤになるので先を見ないよう、下を向いて走る。上り切ったら休まずトンネルへ。止まって休むのではなく下り坂を走りながら休む、練習でやった通りできた。


八丈小島を望む、横間の下り坂。観光客だろうか、ぎゃーじんのねーちやんが"Gambattei"と声をかけてくれた。すれ違った赤い軽がわざわざスピード落として手を振って応援してくれた。昨年は下り坂すら脚が痛くなって走れず、歩いたり立ち止まったりしてたが、今年は違う。手を上げて応える余裕がある。


大里へ下って最後のエイド。俺が到着するのと同時に、登龍で抜かれた奈良ランナーが出発。お、追いついてきてるじゃん。逆転も有り得るか。残り5km、まだ7時間を廻ったばかりなので8時間切りは確実。行けるとこまでタイムを伸ばしたい。河口交差点まで、ビミョーに登っててきついとこだが、普通に走る。八重根へ下ると、奈良ランナーが見えてきた。グングン差がつまって、釣具屋の先でアッサリ追い抜く。さぁラストだ。八重根から西見交差点までの最後の上り。昨年はこの区間だけで10回くらい立ち止まったが、今年はノンストップ。
ラストの直線、空港滑走路横を通過。あ、草刈りやってる。八高前に出るとようやくゴールが見えてくる。あ、対向から一目でわかるウチの車。家族が出迎えに来てくれていた。すれ違いざまに大きく手を振る。大中上交差点を曲がって、ようやく大賀郷公民館へ到着。力出し切った!


昨年の大会と比べ、1時間15分以上の短縮!走る前は「せめて8時間は切りたい」と思っていたが、蓋を開けてみれば7時間半切り目前だった。順位は5位、同着3位のKY夫婦と数分の差。途中のエイドでは10分以上離されていたと思ったが、終盤で一気に差を詰めたようだ。昨年は後半ほとんど歩いてしまうグダグダな展開で、完走というより完歩といった感じで達成感も少なかった。今年は違った。しっかりと60kmを走り切れた。タイムも目標を大きく上回り、満足の結果に。練習量も昨年と大して違わないのに、なぜこんな大差が出たのかわからんけど。
考えられるのは・・・直前に「午前中33km、昼休憩後ちんたら7km」という練習の日があった。午前中はエコジャ前半コースを走り、1.5時間くらい昼飯&休憩とった後、会社の人に走り方教えるという名目でダブルヘッダーした。これによって、長時間走に身体が順応してきていた可能性はある。こんなのは自分の意思でやるのはなかなか厳しい。人と約束してたから、半強制的に再度走りに行けた。結果、意図せず「30km以上走ってクタクタの状態で、それでもゆっくり走る続ける」という練習になっていた。これは今後覚えておき、次回また試してみたい。



夜は会場の大賀郷公民館で打ち上げ飲み会。今回は長男連れて参加・・・が、すぐに飽きてしまったようで、妻に迎え来てもらい子供だけ連れ帰ってもらう。参加者には100km経験者が多数いるので、当然ディープな興味深い話が聞ける。コレがまた楽しい(笑)近いうちに100kmのウルトラには是非挑戦したい。・・・って1年前にも思ったけど。それから全然やってないけど。常連さんの顔も覚えてきた。島にもヘンタイ走れる人はいる。ライバルと勝手に思って、負けんように練習しなきゃ。

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