第23回つくばマラソン
2003年11月30日(日)
走行距離RUN:42.195km
総合タイム3時間34分18秒
天気/気温/風 /15℃/無し
朝目覚めると、土砂降りの大雨・・・・・・・・。
・・・・
・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・
・・・マジかよ。センセー、
センセー:「俺は晴れ男だから、たとえ天気予報で雨と言ってても大会の日は絶対晴れる
って言ってたのに・・・。

陸上競技場でメンバーと顔を合わせるが、みな苦笑い。 屋根のある通路の下で、同じA班のメンバーK林君と一緒にアップをしたり、お菓子でエネルギーチャージを したりしてスタートまでの時間を過ごした。 体重計で「使用前」の体重を測ってみると、63kgを超えている!約10年振りに体重MAXタイ記録。快挙だ。
センセーからメンバー全員へのアドバイス;

センセー:「こんな(大雨の)マラソンはめったに経験できないよ。みんな絶対いい財産になる。」

・・・「絶対晴れる」って言ったのに・・・。


10:00のスタート時間が近づき、待合室を出る。お?なんか雨が小降りになってるんじゃん?? スタートラインは水溜りを避けつつ、「3時間台」の位置に陣取った。A班のメンバーF原君と 話しながらスタートを待つ。このときには完全に雨は止んでいた。雨が降ったときのことを考えて、 「ビニールゴミ袋製手作り雨カッパ(つくば市指定)」を用意していたが、結局使わないことにした。

そしてスタート。やはり、一番感動する瞬間。
歩くようなスピードで走り始める。目標タイムは3時間30分。ちょうど1kmを5分のスピードで走りきる計算。余裕だ。 序盤から調子にのって飛ばさないことだけに留意して大学のループ道路を走る。
お、サンタクロースが走ってる!しかもプレゼントの詰まった大袋を担いで!! 中身は一体どうするつもりなんだろう?応援してくれている沿道の子供に渡すのか、周囲のへばってしまったランナー達に エネルギー補給用のお菓子でも配るつもりなのか・・・。それにしてもあの格好でマラソンは暑いだろうに・・・。
宿舎21号棟、自分の部屋の前を通過するときセンセーに会い、 周囲にいたA班のメンバーと一緒に写真を撮ってもらう。 ループ1周5kmが終わる。東大通へ出る交差点で同じ研究室の後輩Sが人ゴミに混じって観戦しており、
「頑張って下さいっ!」
と声を掛けてくれた。サンキュ!
・・・っておいっ!アンタもつくマラA班だろうが!
まぁ膝を傷めてると言ってたから大事とったほうがいいか。君には来年がある。

東大通を北上。とにかく飛ばさないことだけに注意する。とはいえ、まだまだランナー密度が高く、 コースも狭いため、前に出たくても出られない状態が続く。そのため、先を急ぎたいランナーは本来コースでない歩道を走っている。 しばらくはセンセーのオレンジ色の帽子を追いかけて いたが、しだいに遠のいていってしまった。
10km通過。48分。ここで初めて給水。が、どうも腹の調子が良くなく、 これ以降、給水やお菓子を避けがちになる。
15km付近。我慢我慢。いつも走っている距離だ。 が、この辺りから、尿意をもよおしてきた。 しばらくはそのことを気にしながら、長い直線道路を走る。以前はこの直線が異様に長く感じたが、今回は練習で何度も 走ってきた。距離感がついているから心配ない。 だんだん集団がばらけてきて、前のランナーを捕らえるまでに時間がかかるようになってくる。

中間地点21kmを通過、1時間38分。まだ余裕。タイムも予定通りにきている。 平塚線の交差点。交差点手前の道っ端に林がある。 「チャンスはココしかないっ」と思い、隠れて用をたす・・・と言ってもコースから丸見えだったが。男性の特権。 が、この一時ストップ以降足取りが重くなってしまう。
25km過ぎて学園線へ。1時間50分ちょい。辛くなってきた。ペースは確実に落ちてきている。前を行くランナーに追いついては離され、また追いつき・・・を繰り返す。正念場だ。
30km地点までが長い、長い!チョコレートを取ってエネルギー補給し歩きたい気持ちを必死に抑える。しかしこのとき既に俺の頭の中で「逆算」が始まっていた;
「今、2時間30分で目標の3時間30分まではあと1時間。残り12kmだから5分/kmで間に合う。今のペースを維持すればOKだ」
結局この時点で俺は負けていた。
道路は交通規制されているため、車は大渋滞。

西大通り。午前中大雨だったせいか、沿道の応援が去年より全然少なく、ちょっと寂しい。周囲を併走するランナーもやけに少ない。かなりペースが落ち、抜かれることが多くなってきた。あぁ・・・おばちゃんランナーに抜かれた・・・。36km通過。最もつらいと言われるこの地点に、極悪非道の立体交差がある。フラつきながら、歩くようなスピードで上りきる。立体交差を下ったとこの給水所で立ち止まり、水を飲みながら屈伸。
そこから大学へ向かう。道路に「アト4km」の表示が。
「よっしゃ残りあと4kmだ!」
その3秒後、俺は恐ろしい事実に気づいた。
「あと4kmもあんのかよぉ〜」
ペースが落ち、もうヘロヘロ。後続のランナーに次々と抜かれていく屈辱。ここで再度、歩道に上がって屈伸。 脚の痛みが限界に近づいている。
お、伴走者らしき人が一人で歩道を走ってる!きっとブラインドランナーのほうがリタイヤしちまって せっかくだから自分だけでも・・・ってんだろうな。
ループへ入った!この1年、何千回も走ってきた(ウソ)、大学のループ道路だ。そのループをあと半周走るだけ。なのに・・・途方もなく長く感じられる。とてもラストスパートはできない。競技場の入り口が見えるところまできて、やっと奮起。何人かを抜いてトラックに入る。ゴール手前の最後のコーナーで、とっくにゴールしているA班TAのY岡さんが応援してくれていた。が、とても笑顔で応える余裕はない。それでもラスト100mだけはダッシュして念願のゴール。


芝生の中に入る・・・とにかく座りたい。
空いている場所を見つけ、しゃがもうとすると、脚に力が入らずガクンと膝から落ちてしまった。

始まってしまったらあっという間の出来事だった。正式タイム3時間34分18秒、ネットで3時間33分00秒。目標の3時間30分は余裕、あわよくば3時間ちょい、などともくろんでいたが、目標タイムすら超えられなかった。俺ってこんなもんか。まだまだ練習不足。考えてみりゃ練習でまともに走った距離はせいぜい25km。30kmを超える練習はたったの2回。この練習の成果が本番に如実に表れ、25kmまでは走れたが、その後一気にペースダウンしてしまった。大会が近づくにつれ練習がマンネリ気味だったのも反省点。30kmを超える練習と、逆に10km前後でのスピード練習が今後の課題。
それでもこの一年間、相当な距離を走ってきた。それに比べて前年は3ヶ月の入院で極度の運動不足、練習もしてないに等しかった。その状態で4時間57分ってのは今考えると奇跡だった。今年これだけ練習してもラストはやはり脚の痛みとの闘いになったというのに。


<写真>ゴール直後。隣はA班のTA(Teaching Assistant)だったY岡さん。本当にお世話になりました。

その後はまたグランドに出て、続々と帰ってくるメンバーを応援したり、皆で写真撮ったり。メンバーにタイムを聞いてみると、何名かは俺の後ろからヒタヒタと迫っていたようだ。あと10kmあったら抜かれてたかもね。逆に俺の前はだいぶ水を開けられていた。どうりで走ってる間、メンバーの姿を見なかった訳だ。
この頃には晴れ間が覗く時間もあった。朝の大雨がウソのようだ。制限時間の6時間、辺りが暗くなるまで応援しつづけた。

宿舎に帰って、夜、バイトのカテキョー行くときになったらまた雨が降り出した。つまりこの日はマラソンを走ってる間だけ雨が止んでいたことになる。

晴れ男センセー、脱帽っす。


一覧へ戻る